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【Q&A】マヌカハニー抗菌活性MGOやUMFの違いによる効果とは?【論文あり】


マヌカハニーを選ぶにあたってMGO量やUMF数値が気になりますよね。数値が大きいほどが効果的とされていますが、数値の違いによって効果は違うのでしょうか?今回は1つの論文からMGO量の違いによる効果の違いについてご紹介します。

MGO量とUMF数値について

MGO量の表示は、1kgのマヌカハニーに何mgの食品メチルグリオキサールが含まれているかを示す数値です。たとえば、GO100+のマヌカハニーには1Kg中に100mgの食品メチルグリオキサールが含まれていることになります。

一方、UMFの数値は消毒薬のフェノールと同じ抗菌レベルを表すとされ、UMF5+は5%のフェノール消毒薬と同等の抗菌力があるとされています。家庭で使用される消毒液は5%と言われているので、UMF5+と同様のレベルになります。

菌の繁殖抑制力による効果の違い

では、今回はMGO量の違いによる効果程度を菌の繁殖抑制力がどのくらいあるかで評価した論文をご紹介します。それぞれ黄色ブドウ球菌、MRSA、緑膿菌という菌の繁殖抑制力を見てみましょう。

黄色ブドウ球菌の場合

MGO量(mg/Kg) 菌の増殖力(mean ± S.D.)
250(UMF10相当) 79.5(1.9)
400(UMF13相当) 36.7(15.3)
550(UMF16相当) 18.9(9.8)

出典:Functinal Foods in Health Disease 2014;4(5):172-181

菌の増殖力の数字が低ければ低いほど、菌の繁殖を抑制していることになります。食中毒でよく問題となる黄色ブドウ球菌の例をみてみるとMGO量が増えるにしたがって抑制力が強くなっているのが分かると思います。

MRSA(メチシリン耐性黄色ブドウ球菌)の場合

MGO量(mg/Kg) 菌の増殖力(mean ± S.D.)
250(UMF10相当) 78.5(4.4)
400(UMF13相当) 50.5(8.8)
550(UMF16相当) 32.3(4.8)

出典:Functinal Foods in Health Disease 2014;4(5):172-181

今度は、病院内感染で問題となるMRSA(メチシリン耐性黄色ブドウ球菌)に対してですが、こちらも数字が低ければ低いほど菌の繁殖を抑制していることになります。MGO量が増えるにしたがって、こちらも抑制力が強くなっているのが分かると思います。

緑膿菌の場合

MGO量(mg/Kg) 菌の増殖力(mean ± S.D.)
250(UMF10相当) 96.6(1.7)
400(UMF13相当) 90.3(6.7)
550(UMF16相当) 91.9(2.7)

出典:Functinal Foods in Health Disease 2014;4(5):172-181

緑膿菌は水まわりなど生活環境中に広く存在する菌です。この菌の場合はMGO量に関わらず繁殖を抑制する力がないことがわかります。緑膿菌に対しては抗菌殺菌効果がほとんどないといってもいいでしょう。

まとめ

MGO/UMFの違いによる菌の繁殖抑制力は、菌の種類によって抑制力が異なりますが、MGO量が多くなるにしたがって強くなります。