Q&A

【Q&A】マヌカハニーの容器にあるMGOは登録商標ではないの?

manukahealth
MGOについてもっと知りたい人向け。

「MGOは登録商標されていると聞いているけど、どのメーカーも使っていいの?MGOについてもっと詳しく知りたい。」

こういった要望にお応えします。

 本コラムの内容

  • マヌカハニーにはMGOが含まれていない?
  • MGO検査法の歴史
  • MGOの商標登録は本当?

このコラムを書いている私は、ニュージーランドに在住しています。マヌカハニーに興味を持つ中で、MGOという成分がマヌカハニーを選ぶ上で重要な要素だということが分かりました。

 MGOとは?

MGOはメチルグリオキサーサールの略で、マヌカハニーを特別な蜂蜜にする天然合成物です。このMGOは高い抗菌・殺菌作用をもつとされ、マヌカハニーを選ぶ際の基準になっている成分です。

実は、MGOの商標登録されていることが分かりました。

商標登録をされているMGOがどのメーカーの容器にも記載されていることを疑問に持たれている人もいると思います。

そこで、今回は「【Q&A】MGOは登録商標ではないの?」をご紹介します。

マヌカハニーの容器にあるMGOは登録商標ではないの?


MGOの登録商標されていますが、使用することができます。

少しややこしいので、詳しくご紹介します。

マヌカハニーにはMGOが含まれていない?

マヌカの花蜜にはMGOが最初から含まれているわけではなく、実はもともと存在しているのは「ジヒドロキシアセトン」という成分です。

この成分に、はちみつが作られる段階で混入したアミノ酸やタンパク質が反応してメチルグリオキサール(MGO)が作られます

ジヒドロキシアセトンが時間をかけて徐々にMGOに変わっていき、最後は変化がほぼ終了します。そのため、マヌカハニーメーカーのなかには貯蔵することによってMGOの数値を上げることもされています。

これは自然の現象を利用しているので時間をおくことには問題はありませんが、需要と供給が追い付かず、貯蔵される前に出荷されているマヌカハニーが多く出回っています。

MGO誕生の歴史

ニュージーランドの原住民であるマオリ族が古くから傷薬や消毒にマヌカハニーを使っていたため、マヌカハニーに素晴らしい効果があることが知られていました。

最初にマヌカハニーに独自に抗菌活性を見出したワイカト大学のピーター・モラン教授は、ハチミツの抗菌強度を一般の殺菌剤であるフェノール液と比較することにより、抗菌活性を測定する検査法を開発しました。これがUFM規格の基準となっています。

こちらがUMF規格です。

UMF

その後、抗菌活性の要素が何かが分からないままでしたが、ついに2006年になって始めて、ドイツのトーマス・ヘンレ教授により抗菌効果がマヌカハニー中の化合物が食物メチルグリオキサール(MGO)であるとつきとめました。

この2人の教授がいなければマヌカハニーの素晴らしい効果が世の中に広まらなかったかもしれません。

MGOの登録商標は本当?

ドイツのトーマス・ヘンレ教授と共に共同研究をしたのがマヌカヘルス社とでで、マカハニーに含まれるMGO(メチルグリオキサール)が抗菌活お主要成分だとつきとめました。そのため、MGO表記の先駆者はマヌカヘルス社といっても過言ではありません。

マヌカヘルス社はMGOを登録商標したかったのですが、これはMGOは一般成分名なので登録商標ができません。そこで、MGOとロゴを一緒にして登録商標を行いました。

MGO

このMGO数値と赤色の六角形のロゴが商標登録されている部分です。

これで困ったのが、他のマヌカハニー企業です。当初は登録商標への誤解もあり、MGOが使えないのでは?ということで「MG」と表記するメーカーも出てきました。

MGOとMGは同じ意味ですが、今でも「MG」と表記しているメーカーもあります。

その後、成分名であるMGOは誰が使っても問題ないことが浸透し、今ではほとんどのマヌカハニーメーカーがMGO数値を容器につけています

つまり、商品の容器などに「MGO」を含んでいても、 メチルグリオキサールの略称として使用する場合には登録商標によって使用を制限することはできません。

また、ニュージーランドでは、過去に数社が「MGO」を商標登録しようとして申請していますが、すべて却下されています。

マヌカハニーのMGO指標は登録商標されていますが、誰でも使用可能

MGO指標は、マヌカハニーを選ぶ際にはMGOの量を基準に決めるといってもいいほど重要なファクターになっています。

このMGOは既にマヌカヘルス社によって商標登録されていますが、MGO数値とロゴが登録されているだけであって、MGOの成分は登録ができているわけではありません。そのため、多くのメーカーがMGO指標を表示するのがスタンダートになっています。