基礎知識

マヌカハニーの抗菌・殺菌レベル指標の違い【UMF・MGO・TA・NPA・MGS】


マヌカハニーと言えば、抗菌・殺菌効果が注目されています。。この抗菌・殺菌効果が強ければ強いほど健康・美容効果が高いとされています。そのために、同時に価格も高くなっていきます。さて、この抗菌・殺菌効果。指標が色々とあるのをご存知でしょうか?これらの指標をまとめてみました。

マヌカハニーの抗菌・殺菌効果を示す指標いろいろ

有名な指標として、「UMF」と「MGO」があります。まず、「UMF」はユニーク・マヌカ・ファクターと呼ばれ、ピーターラモン博士が開発した検査の指標となっています。大昔から抗菌・殺菌効果があることが分かっていましたが、なぜかは分かっていませんでした。

そこで、具体的な成分は分からないけれど、抗菌・殺菌効果レベルを消毒液(フェタノール)と比較してどのくらいかを示したものがUMFです。例えば、UMF10+は消毒液の2.5倍程高い効果があるとされています。

その後、抗菌・殺菌効果の成分がMGO(メチルグリオキサール)であることを突き止めました。そして、MGOを測定する方法が確立され、MGOを量で表したのが「MGO量」です。例えば、MGO100+は1Kg中に100mgのMGOが含まれていることになります。

そのため、もともとは同じ抗菌・殺菌効果を示すものでしたが、表示の方法が異なるものが流通しているのが現状です。

その他にも「TA」や「MG」、「NPA」、「MGS」といった表示を見つけることができます

「TA」はTotal Activityの略で、マヌカハニー独特の抗菌成分以外に普通のハチミツが持つ抗菌成分を合計の数値として表しています。そのため、本来のMGO成分の指標とは言えないかもしれません。

「MG」は、MGOの「O」が省略されたものとして扱われています。MGO量の表記はマヌカヘルス社の商標登録になっているためと考えられます。

「NPA」はNon-Peroxide Activityの略です。これは食品メチルグリオキサールを意味する非過酸化水素のことです。ほぼUMFと同じ指標とされていますが、マヌカハニー協会の非公認であるため、公認を受ける費用を節約する企業独自の指標とも言えます。

そして最後に「MGS」は、ピーターモランが唯一認定した指標として知られています。ピーター・モラン博士開発の試験メソッドによる検査結果(MGS活性試験)で証明書が発行されることが特徴です。

これだけ指標が色々と増えてしまった背景には、過熱したマヌカハニービジネスがあります。有効性を示すことでマヌカハニーの価格が高騰することが協会・企業とって優先されてしまったことにあります。そのため、一般消費者は混乱してしまうことになりました。